VEMI Tech Ripples

Small drops of code, making waves.

AI Agentにドライブを消される前に。「WSL2 + Readonlyマウント」で安心安全環境を。

この頃、Antigravityにドライブを消された、という悲鳴を見ましたが。個人的には、ホストマシン(Windows)で直接Coding Agentを走らせるのは危ないなーって、以前からおもってます。

そこで、わたしが推奨しているのが、 「WSL2 + Readonlyマウント」 の組合せです。

なぜWSLなのか?

  1. AIはLinuxが得意: AIはWindowsのパス形式やPowerShellのクセによわい。Linux環境(WSL)で動かすだけで、コマンドの誤実行やエラー率は劇的に下がります。
  2. 壊しても「WSLのなかだけ」で済む: 最悪、AIが暴走して環境を破壊しても、被害はWSLに閉じ込められます。Windows本体や、命に替えても守りたいDドライブまで道連れにされるリスクを物理的に切り離せるのです。

【重要】/etc/wsl.conf で物理的に守る

WSLに入れただけで安心しちゃだめ。なのです

デフォルトでは、ありがたいことに /mnt/c などにWindowsのドライブが自動マウントされており、自由~にアクセスできます。ここを「読み取り専用(Readonly)」にしてあげることで、AIがファイルを消しちゃう、ことを物理的に防ぎます。

/etc/wsl.conf に追記して、 wsl --shutdown、これだけ。

[automount]
enabled = true
# roマウントで、AIによるWindows側のファイル破壊を物理的に防ぐ
options = "ro,umask=022,fmask=000"

そして、書き込みたい時は、個別にマウントを上書きする。

# プロジェクト用ディレクトリに「書き込み許可」でバインド
sudo mount --bind /mnt/c/Users/path/to/project ~/project 
sudo mount -o remount,rw ~/project

Cドラ、Dドラを消したAIになぜなぜ分析をさせても、何も返ってこないんですよね。それはそう。

WSL2のRemote機能を使えば、VSCodeや、Cursor、Antigravityからの操作感は殆ど変わりません。AIが暴走しても死なない、安心安全!快適環境で、AI-Firstなコーディングライフを。